頻尿などの排尿障害に悩まれているかたのなかには、病院で処方された薬が効かなかったり、副作用を気にして服用をやめてしまう人が少なくありません。
そのような方々に【かぼちゃの種】がおすすめです。
かぼちゃの種は、排尿障害に効く食品で有名です。ドイツでは、「ぺポカボチャ」と呼ばれる種類のかぼちゃの種から抽出したオイルが、排尿障害に効くという研究が古くから行われてきました。
頻尿や尿もれに効くと評判のサプリメントなどにも、かぼちゃの種から抽出した成分が含まれていることがあります。
ペポカボチャの成分を含むサプリメントも手軽に効果を得られるのでおすすめです。
目次
ペポカポチャって何？
ペポカボチャ
ペポカボチャは古くから南米や北米にはあったようで、資料によればメキシコでは紀元前数千年の遺跡から種子の化石が出土しています。その後、コロンブスの手によって ヨーロッパに伝えられ、やがて西アジアへと広まりました。
その種類は多く、もともと低温に強いそうですが、なかには耐暑性のものもあり、形も模様もさまざまあるために、食用として使われる一方、観賞用としても栽培されています。また、飼料として栽培されているものもあり、日本でも明治時代に家畜用として植えられた時期があったようです。
日本には中国から金糸瓜という品種がもたらされ、煮ると果肉が糸状にほぐれ、あたかも素麵のような形状になることから「素麵瓜」とも呼ばれています。
泌尿器を若返らせるペポカポチャの種子オイル
ペポカボチャの種子オイルの栄養効果についてです。尿のトラブルにペポカボチャの種子がどのように作用するのかを解説します。
尿のトラブルの仕組み
「頻尿」、「尿漏れ」、「尿失禁」など排尿のトラブルは、膀胱や尿道などの泌尿器系臓器の異常が原因で、そのほとんどが筋肉の老化と過敏からきていて、その異常のきっかけをつくるのが膀胱炎や尿道炎だったりします。
ところが細菌性の膀胱炎が治っていて検査をしても、菌が検出されないにもかかわらず、膀胱炎の症状だけが残っていて、残尿感があったり、「頻尿」が治らなかったり、放っておいたらさらに進んで「尿失禁」になってしまった、といった例が少なくありません。
こうした現象が起こる原因は、一つには膀胱炎によって治癒後も膀胱に過敏症が残ってしまうためと、もう一つは無菌性膀胱炎という疾患です。これは「頻尿」を主訴としますが、その一部は膀胱の排尿筋や内尿道括約筋の弾力性が失われ、失禁に到るものです。
膀胱、尿道といった泌尿器も筋肉からできていますし、それら臓器を支えている骨盤底筋群ももちろん筋肉です。それらの筋肉が衰えると、硬くなって縮みます。
筋肉が硬化、縮小すると反応は鈍くなりますし、膀胱は袋状の臓器ですから柔軟性を失うと結果的にその容量が小さくなります。
水道にたとえるならば、蛇口のゴムパッキングが古くなって栓がゆるみ、水がボ夕ボ夕と垂れているような状態です。
こうなっては人体がいかに精密にできているとはいえ、「尿もれ」を起こしても不思議ではありません。
じっさい排尿の仕組みは水道の栓を開閉するのと似ていて、膀胱と尿道のつなぎ目 (入口)にはドーナツ状の内尿道括約筋があって、ふだんは締め付けて尿がもれないようにしています。排尿のときは逆にゆるめて尿道のロを開けるようになっています。
パッキン（筋肉）を若返らせるには
パッキンが硬くなったり伸びきったりしても、水道ならば簡単に取り替えられますが、私たちの体は残念ながらそういうわけにはいきません。
しかし、幸いなことに私たちの体はゴムと違って生きていますから、条件を整えてやれば蘇らせることができます。
そのためには、まず硬くなった筋肉に栄養（ペポカボチャ種子オイル）を与えて若々しくし、柔軟性を取り戻させます。つぎに若返った筋肉を体操などで鍛え直せばいっそう効果が上がります。
さらに膀胱に過敏症状が現れている場合には、神経系を鎮める働きのある成分を同時に与えることで、より効果を高めることができるのです。
女性ホルモンが泌尿器の筋肉を柔軟にしてくれる
筋肉若返り法の主役は女性ホルモンです。ぺポカボチャの種子オイルにはその女性ホルモン作用をするリグナンという成分が豊富に含まれています。
そのほかにも、アメリカで注目されている膀胱括約筋の機能を向上させるククルビタシンや神経作用を調節する脂肪酸、亜鉛、ミネラルが豊富に含まれています。
また、抗菌作用、利尿作用、鎮静作用を高める成分を含むエキナセアエキス、イラクサエキス、ホップエキスが同時に配合されていますので、いっそう効果が上がって当然です。ハーブ治療を重視しているドイツは、これだけの自然有効成分を含有しているので医薬品として認められています。
かぼちゃの種は更年期障害の頻尿や尿失禁にも効果
かぼちゃの種のすばらしい点は、何より副作用のないことです。
抗コリン薬や前立腺肥大症の治療薬は、尿トラブルにたしかに効果のある薬ですが、めまいや立ちくらみ、肝機能障害、場合によっては性機能障害などの副作用があるといわれています。
かぼちゃの種は、治療薬と大差のない効果があり、しかもこうした副作用がありません。安心して飲めるのが最大の特徴です。
かぼちゃの種には、デルタ7ステロールという前立腺の肥大を防ぐ成分が含まれているほか、上でも触れたリグナンという女性ホルモンに似た物質が含まれています。
リグナンは、女性ホルモンのバランスを保ち、子宮をはじめ、膀恍、尿管、尿道および、それらをとり囲んで支えている骨盤底筋群を若々しく保つ働きがあります。
ですから、更年期障害による頻尿や尿失禁などにも効果があります。かぼちゃの種を服用した場合、 早い人で2週間、おそい人でも2力月、平均1力月程度で効果があらわれるといいます。たとえば、昼間10回トイレに行っていた頻尿の人が7～8回に減ったり、最高で4回へと著しく改善した人もいます。
男性の排尿障害にも効くかぼちゃの種
かぼちゃの種がどの程度効くのか、調査されたことがあります。前立腺肥大症に悩む男性60〜70人を対象に、かぼちゃの種を服用する前と後とで、排尿の時間、量、スピード、前立腺の容積の変化をはかってみたのです。
治療前と後で、排尿時の最大スピードをくらべてみると、驚くベきことに90%の患者にハッキリとした改善効果が見られました。
前立腺の容積も、治療前と後では、最大で25%、平均18〜20%小さくなっていることがわかりました。つまり、肥大していた前立腺が縮小し、尿がスムーズに出るようになったのです。
また、かぼちゃの種で男性の夜間頻尿も改善したとの報告もあります。
かぼちゃの種の食べ方
頻尿や尿もれに効果のあるかぼちゃの種の食べ方をご紹介します。
材料（約1週間分）：かぼちゃ（中）二分の一個
- スプーンを使ってかぼちゃのワタをとり、ワタの中から種を取り出す。
- かぼちゃの種を水で良く洗い、２～3日天日干しにする（カラカラになるまで）。
- 種がカラカラに乾いたら、殻がきつね色になるまでフライパンで煎る。弱火で10分程度。
- 殻の端を歯で噛んで割る。中身を取り出して食べる。
- 密閉容器に入れて保存し、一週間以内に食べきる。一日20粒から30粒程度が目安。
頻尿にはペポカボチャオイルのサプリメントがおすすめ
自分でかぼちゃの種を煎って食べる方法もありますが、種を煎るのに手間を要して面倒なのが欠点です。
面倒な手間をかけたくないという場合、手軽に効果を得るならサプリメントを飲むという選択肢もあります。
副作用もなく、頻尿などの排尿障害を軽減してくれる成分（ペポカボチャ種子オイル）を上手く配合しているサプリメントなら、かぼちゃの種を煎る必要などなくすぐ飲むことが出来ます。
さらに、ただのカボチャの種と比べ、サプリメントの場合、有効成分を凝縮しているぶんより効果的なのでおすすめです。
ペポカボチャ種子サプリならダイドードリンコの「ナチュラエース」が人気
ペポカボチャ種子オイルを抽出して作ったサプリメントでおすすめなのが、ダイドードリンコが販売しているナチュラエース 
です。
頻尿に悩む方に人気でおすすめの高品質の原料を使用しており、一番人気（当サイト調べ）のぺポカボチャの種子オイルサプリメントです。
「ナチュラエース」は「ペポカボチャ種子エキス」以外にも、排尿筋の締め付けを動作させる「イソサミジン」、抗酸化機能に優れた「クランベリー」も調合されています。
さらに、黄金ショウガや亜鉛、ビタミンE等の原料がうまく配合されていて、それらが総合的に機能して排尿の心配を助けてくれます。
頻尿、尿もれを改善する目的で作られているので、手軽かつ効果的にかぼちゃの種の成分を摂ることができます。医薬品ではないので、副作用や飲み合わせの心配もなくおすすめです。以前は抗コリン薬の副作用に悩んでいた方にも愛用されています。
口コミを見ても、良い評判がとても多いサプリメントです。有名飲料メーカーが製造、販売しているので安心、安全というのもポイントですね。
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